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管理人『ふくろう』の書評。小説から漫画まで。
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著 : 鈴木八洲伸

この本はタクシーの運転手である鈴木八洲伸さんの本です。

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心に花咲くちょっといい話





何の変哲もない、タクシー。
でも、彼のタクシーには一つの特徴がある。

車の中に、花が生けてあるのだ。
彼はこう書いている。


「汚い車っていやでしょう?運転まで乱暴になってしまう。
 お客さんも気分が良くない、そんな気がしましてね」


花は毎日替える。その日の空気や空の色、鈴木さんの気分によって変えるのだ。
それを一時間ほどかけて丁寧に生けるらしい。

花が取り持つ不思議な縁で、見知らぬ人と交流が出来る。
すると、自分とは全く違う、もう一つの人生が見えてくる。

鈴木さんとお客さんの、花を介した一期一会のお話。


本書は鈴木さんとお客さんのエピソードを短編で書いている。
一話2〜3ページほど。
 
ふられたばかりの女性。
結婚を控えた男性。
仕事に疲れた会社員。

鈴木さんが垣間見た、彼らの人生。
花が取り持つ63編の物語。

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