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管理人『ふくろう』の書評。小説から漫画まで。
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日本人が一生使える勉強法 (PHP新書)




明治天皇の玄孫であり、最近何かと話題の『竹田恒靖』さんの本です。
某歌手との噂や元AKBとの噂など、スキャンダル的なことで有名になってしまった竹田さんですが、実はなかなかの知識人であり、色々な本も出版しています。
そのなかで私が一番影響を受けたのはこの『日本人が一生使える勉強法』という本です。

この本は自己啓発とビジネスの両面を兼ねた本でして概要としては『元来の西洋的な価値観やビジネスの考え方ではなく、日本人の自然観や仕事観などをもとに新しい考え方をしてみよう』という本です。その中でも納得してしまったのが

『Dream』 という英語を辞書で調べると『叶えるもの』という意味が出てくるが
『夢』という単語を辞書で調べると『叶わないもの』という意味が出てくる

というところです。西洋的な考え方と日本的な考え方とでは、意味そのものが変わってきてしまうんですね。
新しい価値観が欲しい人、必読です。



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四角大輔さんの名著。

自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと。

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自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)




この本は名作。
20代という、色々なことを吸収すべきと言われてる世代に、あえて捨てることを説いた一冊。

本書は『〜を捨てる』
という章に分かれていて、その章の中では『何を捨てるのか、そしてその意味は何なのか』を説いている。



著者は、ミリオンヒットプロデューサーの職を捨て、学生時代からの夢であったニュージーランド移住を果たした方。

そんなノマドライフを送る著者は20代の頃、組織に馴染めない人間嫌いの、評価最低の営業マンだった。
なかなか結果を出せなかった著者が選んだ道が

『20代は捨て』

人付き合い、出世、競争、プライド、流行りなど、ほとんどを捨てて、
最後に残った「あるもの」だけを大切にした。
成長経済神話が崩壊し、「できるだけ多くのことを獲得することを良しとする時代」が終わった今、

『なにを捨て、なにを残すのか?』

が人生のクオリティをきめるのだと。


まるで読み手に問いかけるような柔らかい文章で、心に入り込んできます。
私自身、多大な影響を受けた一冊です。

サッカー日本代表。中澤佑二の本。
日本代表のキャプテンとして活躍した彼の原動力とは?


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自分を動かす言葉 (ベスト新書)




スポーツ選手の本というと、トレーニングの話だったりチームの話だったり、体育会系の話になりがちに思えるが、この本は少し違う。

もちろん、サッカー選手としての体力作りの話やチームメイトとの話もあるのだけれど、この本は題名の通り、『言葉』に焦点を当てている。
ここで言う言葉とは、仲間の一言であったり、本の一節だったり、様々な形がある。

言葉を思考に結びつけ、それを行動する力に移す。言葉には自分を動かす力があることを、本書では説いているように思えた。



面白いのは、彼はもともと、小説や啓発本のような、いわゆる活字を全くと言っていいほど読まない人間だったという点だ。なのにこういった本を出すようになるまで、言葉の力を意識するようになった。そのエピソードも本書に綴られている。

なかにはいかにも『スポーツ選手っぽいなぁ』と思わせる部分もあるのだが、決して押し付けがましい訳ではないので、体育会系が苦手な方も気持ちよく読めるだろう。
というか私がそうだった笑。


夢を追っている人におすすめな一冊。

コピーライターであるひすいこたろうさんの著書。


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3秒でハッピーになる 名言セラピー




なんとなしにコンビニで手に取ったこの本。
でも、なかなかの名著でした。
 
とにかく読みやすくシンプル。1ページのも字数も少なく、一時間ほどあればパパッと読み終わってしまうような本です。
 
なのになんでしょう。思わず感心してしまうようなエピソードとそれに関連した名言。
さすがは天才コピーライターさん。短い文章で惹き付ける力は感服です。
 

具体的な内容は
 
お仕事セラピー
恋愛セラピー
お金セラピー
 
というような、いくつかの大まかのカテゴリに分けられていて、その中にいつくかエピソードがある。
そのエピソード一つ一つ、とてもユニークで魅力的。

 
例えば『ハゲが治る名言』という題名や『サンタクロースの正体』という題名のエピソード。笑
題名だけでも素敵。

ひとつのエピソードが約2ページと短く、オフになった頭でも読むことが出来る。
素敵な一冊です。

家入一真さんの自己啓発本。
読んでみた感想としては一言。

『成功者の本だな』と思った。

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もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)




書いてあることとしては
『非常識でもいい 、不器用でもいい、自分らしく真っすぐに生きることがこの世界を生き抜く鍵だ』
ということを書いている。


もちろん間違いではないし、否定するつもりは毛頭ない。
だが、 この生き方は誰にでも出来る生き方ではない。
筆者はこう書いている。

『こんな時代だからこそ、安定より刺激を求めて楽しもうよ』

素晴らしくスリリングな言葉だ。
そして、それが出来ればどんなに楽しいだろう。


数ある自己啓発本の中でも、これほどスリリングなことを書いている本は珍しい気がする。
保守的になっている人にとっては、ハッとさせられる文節もあるのではないだろうか。


読み終わった後には『自由』というものへの憧れが強くなっている。
何か行動したくなってくる。
そんな一冊でした。

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