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管理人『ふくろう』の書評。小説から漫画まで。
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漫画の書評です。

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)



今何かと話題の漫画ですが
話題になるには話題になるだけの理由があります。
謎に次ぐ謎と、読者の予想を見事に裏切る展開。
巨人の正体、主人公の正体、様々な謎に満ちた世界の中で、主人公の数奇な運命は回って行きます。

アニメになってから人気が上がってきた作品ですが、原作である漫画も一読の価値あり。
伏線だらけの世界に、夢中になること間違いなしです。

音楽をやっている私には、アニメの主題歌である『紅蓮の弓矢』も気になるところ。




ロックの中にもどこかクラシカルな雰囲気を持つ名曲です。
歌詞の中に主人公の名前が出てきているのも、最近のアニメでは珍しいですよね。
味のある曲だなぁと、感心する曲ですね。

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本と言っても、これは漫画です。

羽海野チカさんの『3月のライオン』

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3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)




この場で漫画を紹介するのは初めてですが、このふくろうの本棚には漫画も何冊かあります。
本には変わりないもの。


この漫画は『将棋』をテーマにした漫画です。
プロ棋士の桐山零は、高校生にしてプロの棋士。

終止将棋がテーマなのですが、不思議と将棋のルールが解らなくても話は十二分に理解できます。

この漫画の最大の魅力は

『プロであるということ』

を描いているというところでしょう。



甘さのないプロ棋士の世界。
その中で彼は必死でもがき、喘ぎながら進みます。
時には想像し得ぬ敗北を経験し、時にはライバルとの接戦の末に涙の勝利を手にし
誰にも甘えることなくもがく姿は、まさにプロ。

甘えや優しさを表現できない不器用な主人公も魅力的ですが
そんな主人公を見守る周りのキャラクターも魅力的です。

まだ完結していない物語なのですが、優しくて強くて、深い物語です。


初の漫画書評でした。

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