管理人『ふくろう』の書評。小説から漫画まで。
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コピーライターであるひすいこたろうさんの著書。
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なんとなしにコンビニで手に取ったこの本。
でも、なかなかの名著でした。
とにかく読みやすくシンプル。1ページのも字数も少なく、一時間ほどあればパパッと読み終わってしまうような本です。
なのになんでしょう。思わず感心してしまうようなエピソードとそれに関連した名言。
さすがは天才コピーライターさん。短い文章で惹き付ける力は感服です。
具体的な内容は
お仕事セラピー
恋愛セラピー
お金セラピー
というような、いくつかの大まかのカテゴリに分けられていて、その中にいつくかエピソードがある。
そのエピソード一つ一つ、とてもユニークで魅力的。
例えば『ハゲが治る名言』という題名や『サンタクロースの正体』という題名のエピソード。笑
題名だけでも素敵。
ひとつのエピソードが約2ページと短く、オフになった頭でも読むことが出来る。
素敵な一冊です。
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なんとなしにコンビニで手に取ったこの本。
でも、なかなかの名著でした。
とにかく読みやすくシンプル。1ページのも字数も少なく、一時間ほどあればパパッと読み終わってしまうような本です。
なのになんでしょう。思わず感心してしまうようなエピソードとそれに関連した名言。
さすがは天才コピーライターさん。短い文章で惹き付ける力は感服です。
具体的な内容は
お仕事セラピー
恋愛セラピー
お金セラピー
というような、いくつかの大まかのカテゴリに分けられていて、その中にいつくかエピソードがある。
そのエピソード一つ一つ、とてもユニークで魅力的。
例えば『ハゲが治る名言』という題名や『サンタクロースの正体』という題名のエピソード。笑
題名だけでも素敵。
ひとつのエピソードが約2ページと短く、オフになった頭でも読むことが出来る。
素敵な一冊です。

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小川糸さんの小説。
映画化もされましたね。
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恋人に家財道具一式を持ち逃げされ、ショックから声を失った主人公『倫子』
彼女は故郷に帰って食堂を開くのですが…。
という内容。
内容を書いてしまうとネタバレになるのですが、やはり最後の場面が一番心に残るかと…。
映画と原作の内容はほぼ同じなのですけれど、やはり原作のほうが深みがあるような気がします。
主人公と母親の関係。
食堂のお客さんのお話。
主人公のペットのお話。
深みがあるというか、シンプルで面白い。
あまり活字を読まない方にもおすすめかもしれません。
映画と原作の最大の違いは、料理のシーン。
原作の本書は、料理のシーンがとても繊細に描写してあり、それがこの作品の最大の魅力と言っても良いのではないかと。
文章を読んでいるだけでお腹が鳴るような、美味しそうで愛情たっぷりの料理シーンが、作り手の視点から鮮やかに描かれています。
そしてそしてペットの豚さん。
続きは本書で…。
映画化もされましたね。
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恋人に家財道具一式を持ち逃げされ、ショックから声を失った主人公『倫子』
彼女は故郷に帰って食堂を開くのですが…。
という内容。
内容を書いてしまうとネタバレになるのですが、やはり最後の場面が一番心に残るかと…。
映画と原作の内容はほぼ同じなのですけれど、やはり原作のほうが深みがあるような気がします。
主人公と母親の関係。
食堂のお客さんのお話。
主人公のペットのお話。
深みがあるというか、シンプルで面白い。
あまり活字を読まない方にもおすすめかもしれません。
映画と原作の最大の違いは、料理のシーン。
原作の本書は、料理のシーンがとても繊細に描写してあり、それがこの作品の最大の魅力と言っても良いのではないかと。
文章を読んでいるだけでお腹が鳴るような、美味しそうで愛情たっぷりの料理シーンが、作り手の視点から鮮やかに描かれています。
そしてそしてペットの豚さん。
続きは本書で…。

本と言っても、これは漫画です。
羽海野チカさんの『3月のライオン』
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この場で漫画を紹介するのは初めてですが、このふくろうの本棚には漫画も何冊かあります。
本には変わりないもの。
この漫画は『将棋』をテーマにした漫画です。
プロ棋士の桐山零は、高校生にしてプロの棋士。
終止将棋がテーマなのですが、不思議と将棋のルールが解らなくても話は十二分に理解できます。
この漫画の最大の魅力は
『プロであるということ』
を描いているというところでしょう。
甘さのないプロ棋士の世界。
その中で彼は必死でもがき、喘ぎながら進みます。
時には想像し得ぬ敗北を経験し、時にはライバルとの接戦の末に涙の勝利を手にし
誰にも甘えることなくもがく姿は、まさにプロ。
甘えや優しさを表現できない不器用な主人公も魅力的ですが
そんな主人公を見守る周りのキャラクターも魅力的です。
まだ完結していない物語なのですが、優しくて強くて、深い物語です。
初の漫画書評でした。
羽海野チカさんの『3月のライオン』
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この場で漫画を紹介するのは初めてですが、このふくろうの本棚には漫画も何冊かあります。
本には変わりないもの。
この漫画は『将棋』をテーマにした漫画です。
プロ棋士の桐山零は、高校生にしてプロの棋士。
終止将棋がテーマなのですが、不思議と将棋のルールが解らなくても話は十二分に理解できます。
この漫画の最大の魅力は
『プロであるということ』
を描いているというところでしょう。
甘さのないプロ棋士の世界。
その中で彼は必死でもがき、喘ぎながら進みます。
時には想像し得ぬ敗北を経験し、時にはライバルとの接戦の末に涙の勝利を手にし
誰にも甘えることなくもがく姿は、まさにプロ。
甘えや優しさを表現できない不器用な主人公も魅力的ですが
そんな主人公を見守る周りのキャラクターも魅力的です。
まだ完結していない物語なのですが、優しくて強くて、深い物語です。
初の漫画書評でした。

ドラマでも有名な本書。
池袋ウェストゲートパーク。
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随分と前に、話題になりましたね。
長瀬智也主演のドラマ
『池袋ウェストゲートパーク』
ですが、原作である本書とドラマは随分と違いがあります。
登場人物やストーリーはもちろん、原作である本書の方が、マコトを取り巻く人間の心の弱さやしがらみが、繊細な文章でより深く綴られているように思えます。
そしてなにより、『池袋』という街の持つ面白さ。
ゴミだらけで、排気ガスに包まれた汚い街。そのなかで生きる一人一人の物語。
本書はそのシリーズの第一巻目であり、一番ドラマに近いような気がするので読みやすいかと。
文章は、淡々と情景を書いているという感じでしょうか。
主人公であるマコトの視点を、比喩や隠喩を控えた淡々とした文章で描いています。
若い人向けの、反骨精神に溢れた作品、といったところでしょうか。
読み終わった後は、自分が強くなったような感覚になり、街に繰り出したい気持ちになる作品です笑
池袋ウェストゲートパーク。
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随分と前に、話題になりましたね。
長瀬智也主演のドラマ
『池袋ウェストゲートパーク』
ですが、原作である本書とドラマは随分と違いがあります。
登場人物やストーリーはもちろん、原作である本書の方が、マコトを取り巻く人間の心の弱さやしがらみが、繊細な文章でより深く綴られているように思えます。
そしてなにより、『池袋』という街の持つ面白さ。
ゴミだらけで、排気ガスに包まれた汚い街。そのなかで生きる一人一人の物語。
本書はそのシリーズの第一巻目であり、一番ドラマに近いような気がするので読みやすいかと。
文章は、淡々と情景を書いているという感じでしょうか。
主人公であるマコトの視点を、比喩や隠喩を控えた淡々とした文章で描いています。
若い人向けの、反骨精神に溢れた作品、といったところでしょうか。
読み終わった後は、自分が強くなったような感覚になり、街に繰り出したい気持ちになる作品です笑

家入一真さんの自己啓発本。
読んでみた感想としては一言。
『成功者の本だな』と思った。
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書いてあることとしては
『非常識でもいい 、不器用でもいい、自分らしく真っすぐに生きることがこの世界を生き抜く鍵だ』
ということを書いている。
もちろん間違いではないし、否定するつもりは毛頭ない。
だが、 この生き方は誰にでも出来る生き方ではない。
筆者はこう書いている。
『こんな時代だからこそ、安定より刺激を求めて楽しもうよ』
素晴らしくスリリングな言葉だ。
そして、それが出来ればどんなに楽しいだろう。
数ある自己啓発本の中でも、これほどスリリングなことを書いている本は珍しい気がする。
保守的になっている人にとっては、ハッとさせられる文節もあるのではないだろうか。
読み終わった後には『自由』というものへの憧れが強くなっている。
何か行動したくなってくる。
そんな一冊でした。
読んでみた感想としては一言。
『成功者の本だな』と思った。
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書いてあることとしては
『非常識でもいい 、不器用でもいい、自分らしく真っすぐに生きることがこの世界を生き抜く鍵だ』
ということを書いている。
もちろん間違いではないし、否定するつもりは毛頭ない。
だが、 この生き方は誰にでも出来る生き方ではない。
筆者はこう書いている。
『こんな時代だからこそ、安定より刺激を求めて楽しもうよ』
素晴らしくスリリングな言葉だ。
そして、それが出来ればどんなに楽しいだろう。
数ある自己啓発本の中でも、これほどスリリングなことを書いている本は珍しい気がする。
保守的になっている人にとっては、ハッとさせられる文節もあるのではないだろうか。
読み終わった後には『自由』というものへの憧れが強くなっている。
何か行動したくなってくる。
そんな一冊でした。

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