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管理人『ふくろう』の書評。小説から漫画まで。
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説明不要の名作。
東野圭吾さんの本ですね。


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探偵ガリレオ (文春文庫)





ドラマで有名なこの作品ですが、原作もそれはそれは魅力的な作品です。
なによりも、東野圭吾さんの文章というのは読みやすい。
癖もなく、これこそ小説!というような、簡潔で、情景が浮かび易い文章。

本書は五章からなる短編集。刑事である草薙と、天才物理学者の湯川学による事件簿。
その内容は複雑で難解。それでも読みやすく解りやすいのはさすがは東野圭吾というところ。


シリーズの第一作目であるこの作品は、ドラマから知った方でも読みやすいのではないだろうか。
というのも、この短編五編はどれもドラマでも使われた話なのだ。
しかも、原作とは『少し違う』。そこが魅力的な部分であろう。

ドラマで出てきた人物が出てこなかったり、ドラマではさほど描写されてない部分が、東野圭吾の手で鮮やかに描写されていたりする。

推理ものが苦手な方でも十分に楽しめる一冊なのではないだろうか。



十二分な知識と確証に裏付けされたトリックには脱毛です。
なるほどねぇ…。と溜め息をつきたくなるほど。

単純に、とても面白い小説です。

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