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管理人『ふくろう』の書評。小説から漫画まで。
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小川糸さんの小説。
映画化もされましたね。

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食堂かたつむり




恋人に家財道具一式を持ち逃げされ、ショックから声を失った主人公『倫子』
彼女は故郷に帰って食堂を開くのですが…。

という内容。

内容を書いてしまうとネタバレになるのですが、やはり最後の場面が一番心に残るかと…。
映画と原作の内容はほぼ同じなのですけれど、やはり原作のほうが深みがあるような気がします。

主人公と母親の関係。
食堂のお客さんのお話。
主人公のペットのお話。


深みがあるというか、シンプルで面白い。
あまり活字を読まない方にもおすすめかもしれません。


映画と原作の最大の違いは、料理のシーン。
原作の本書は、料理のシーンがとても繊細に描写してあり、それがこの作品の最大の魅力と言っても良いのではないかと。

文章を読んでいるだけでお腹が鳴るような、美味しそうで愛情たっぷりの料理シーンが、作り手の視点から鮮やかに描かれています。

そしてそしてペットの豚さん。


続きは本書で…。

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